【衝動篇_STORY】[第四章]アリス
※シナリオのネタバレになります。
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【衝動篇_STORY】[第四章]アリス
PART 4-1: |
スノウと別れたアリスは、適を求めてライブラリ世界の中を彷徨く。 |
ここは巨大な森。 それぞれのキャラクター達が持ち寄った様々世界観が融合した奇妙な場所。 |
巨木の蔭からナイトメアが現れる。 自我を失った虚ろな目。 奴らは乾いた喉を潤したいかのように、他者の命を求める。 |
アリスは剣を抜く。 殺した数を数えるのは、とっくの昔にやめていた。 |
貴女ノ使命はナイトメアを抹殺スル事。 |
全てのナイトメアを葬り去るコト。 |
ソウスレバ、貴方の願いは叶いマスデス。 |
シカシ、ナイトメアの数は膨大…… |
構わない。 |
戦い続けていれば、自分を疑わずに済むから。 |
PART 4-2: |
物語の中に生み出された頃。 私は幸せだった。 外の世界がどうなってるかなんて知らなかった。 |
PART 4-3: |
今見えてるこの世界は本当に、世界の全てか? |
PART 4-4: |
世界はこんなに美しいのに、どうして酷い私が存在するのだろう。 |
PART 4-5: |
祈れ 願え 戦え 殺せ |
PART 4-6: |
貴方の生きている意味は、何? |
PART 4-7: |
この祈りの結末が、どうなってしまうのか。 本当は怖い。 |
PART 4-8: |
どうして、今、生きているのか それを想うと怖くなってきて私は考える事を止めた。 |
PART 4-9: |
ナイトメア達の悲鳴が聞こえる。 その音に慣れてしまう自分が怖い。 本当の化物は誰だろう? |
PART 4-10: |
戦いで傷ついた躰の痛み。 それは私がまだ生きている証。 それは祈りが届いている代償。 |
その傷をそっと刳ると、燃えるような激痛が全身に走る。 大丈夫、大丈夫、大丈夫…… この痛みさえあれば、私はまだ正気でいられる。 |
「フフフッ……本当二?」 「本当にマダ、マトモですか?」 |
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“ |
マトモ?そんな言葉を聞くとは。 久しぶりに、私は、笑った。 |
なんだ……この適は? |
フフフッ…… これは闇。 |
ヒヒヒヒッ…… これはナイトメア。 |
でも、この姿は、まるで…… |
ハハハハハハ! |
アーッハッハッハ! |
END: |
「躊躇うな!タメラうな!」 「踏み潰セ!壊し尽くせ!」 |
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“ |
ギシンとアンキの耳障りな声が響く。 だが……アレは……あの、適は…… |
「考えルナ!考えルナデス!」 「戦え!戦イマショウ!」 |
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“ |
……今は何も考えたくない。 ただ、あの人を復活させる事だけを考えていたい…… いや、それすらも無く、ただ何も感じずに戦う刃になりたい。 そう、思う。 |
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